キャッチーで勢いのある楽曲はいつだって自分を勇気付けてくれる。『Girl sings Boy’s Rock/rinrinrin』

Girl sings Boy’s Rockとは


主に80年代から90年代に発表された、男性ボーカル・ロック系楽曲を女性ボーカルでカバーし、新しい魅力、更なる魅力を発見する音楽のリディスカバリー(再発見)リノベーション(新しい価値を付加する)を実行する架空のアーティストとして誕生。

キャッチーで勢いのある楽曲はいつだって自分を勇気付けてくれる。『Girl sings Boy’s Rock/rinrinrin』

「rinrinrin」はGirl sings Boy’s Rockが発売した「R!×R!×R! ~featuring 80’s-90’s~」というアルバムの12曲目に収録されている楽曲。「R!×R!×R! ~featuring 80’s-90’s~」はカバーアルバムとなっているが、唯一オリジナル楽曲であるのが「rinrinrin」だ。

Girl sings Boy’s Rock「rinrinrin」(Music Video Short Ver.)

アルバムの締めくくりを任された楽曲で、アップテンポで元気なリズムが特徴だ。誰かを応援するようなそんな歌にも聞こえる。

なんとなく今現在を不安に思っている人や満足していない人の背中をグーンと押す曲だ。

アップテンポな楽曲でありながら、綺麗なメロディとハモりが特徴的で、カバーアルバムじゃなくオリジナルアルバムも聴きたくなる。そんな楽曲だ。

ギターとベースとドラムという王道のバンドミュージックで勢いがあり、耳に残るような歌詞が聞こえてくる。

日本でも有名になってきたガールズバンドだが、この楽曲はガールズバンドがリリースしている楽曲の中でも特に疾走感と勢いのバランスが良い。

そんな曲構成の中には、キャッチーなフレーズがある。サビの部分だ。「もっと」や「ずっと」というワードを連続させるフレーズがあるが、激しい勢いのあるメロディに対してしっかりと馴染んでいる。

メロディがハイトーンでしっかりとしたメロディなのに対して、歌詞は暖かい。それがちょうどいい楽曲を作り上げている。

個人的には、自分に勢いをつけたい時にイヤホンを通して聴きたい楽曲だ。キャッチーで勢いのある楽曲はいつだって自分を勇気付けてくれる。

不安な時にいつでもイヤホンを通せば勇気をくれるそんな楽曲であることは間違いない。

そして忘れてはいけないのが歌声だ。単純に歌がうまいと同時に力のある歌声で、この楽曲以外ではどんな表現をしているのかが気になってしまう。

この曲が収録されているアルバムはカバーアルバムである。他のカバー楽曲でもこの透き通ったボイスが聴ける。

「rinrinrin」を試聴した後に、気になったら全曲試聴してほしい。きっとあなたのお気に入りのプレイリストに入るはずだ。

【TEXT:藤原卓志】


【作品情報】

『R!×R!×R!~featuring 80’s-90’s~』
01. TEEN (GsBR’s Cover Ver.)[feat. 本木咲黒]

02. 天井裏から愛を込めて (GsBR’s Cover Ver.)[feat. 久保 幸]

03. AMBITIOUS (GsBR’s Cover Ver.)[feat. 加藤はるか]

04. POP IS MY LIFE (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 坪井 蘭]

05. ONE NIGHT STAND (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 本木咲黒]

06. シングルベッド (GsBR’s Cover Ver.)[feat. 加藤はるか]

07. 1/3の純情な感情 (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 佐久間ゆめ]

08. 恋のマジックポーション (GsBR’s Cover Ver.)[feat. 棗いつき]

09. 太陽が燃えている (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 坪井 蘭]

10. SEE YOU (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 本木咲黒]

11. クローバー (GsBR’s Cover Ver.) [feat. 佐久間ゆめ]

12. rinrinrin

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