本当に大切なものは失ってから気づく。『Picture We Like (現・Hielograph) /雨景色』
Picture We Likeとは?
Gt.Vo.前田透、Gt.ナカイタクマ、Ba.うっすん、Dr.Satoru。
2018年10月から本格的な活動を開始した大阪発のギターロックバンド『Picture We Like』。
大阪を中心に、無料配布音源となる1stシングル『雨景色』をひっさげて精力的なライブ活動を続けている。
テクニカルでエッジの効いたバンドサウンドの上で響き渡る、ハイトーンボイスが魅力のバンドだ。
失ってから気づいた本当に大切なものとは…。
Picture We Like -「雨景色」(Hielograph 版 MV)
叙情的なギターイントロから始まる『雨景色』。
激しいながらもどこか切なさをまとったギターサウンドが物語っているように、幕開けから紡がれる歌詞には後悔の念に満たされた物悲しい男心が綴られている。
隣にいることが当たり前だった「君」がいなくなって、初めて気づく存在の大きさ。
そんな「君」と「傘」を重ねるしかない主人公の切ない心情が、Aメロ部分で痛いほどに伝わってくる。
普段は邪魔でしかない傘の存在。
晴天のときには気にすることもなかったのに、ひとたび雨が降りだせば必要不可欠な存在へと姿を変える。
もしそのとき手元になかったら、いくら探したって見つけることはできない。
代わりの傘なら、いくらでも手に入るだろう。
しかし主人公が求めているのは、「君」という傘なのだ。
代わりなんてどこにも居ないということを、そのときになって初めて痛感する。
自分から振り払ってしまった「君」との未来は、もう過去となって涙とともに流れ去ってしまったのだから。
こうした後悔は、誰しも経験があるのではないだろうか。
この曲は我々に対して、普段の「当たり前」を大切にすることを説いてくれている。
今は当たり前でも、少しズレてしまえばそれはもう二度と手に入らないほど遠くへと行ってしまい、そのときに後悔しても遅いのだ。
そんな後悔をする前に今一度、あなたの隣に居る大切な人の存在を見つめ直してみてはどうだろうか。
収録シングル
『雨景色』は、ライブハウス限定の無料配布音源である1st シングルであり、各種音楽配信サイトでも配信されている。
『雨景色』 | |
1.雨景色
*リンク先のアーティストはヒエログラフ版になっております。(編集部より) |
ライブインフォメーション
Picture We Likeが出演する2020年3月のライブスケジュールは以下の通りである。
3月3日(火) | 南堀江knave |
Around the Sun×NOZFEST2020 | |
時間:開場 18:30 / 開演 19:00
料金:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500 (入場時に別途ドリンク代必要/NOZFEST2020チケットをご持参、または当日ご購入の方は500円オフ) |
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出演:アカルイミライ/BAD END BOYS/Picture We Like/anne. | |
3月14日(土) | 京都GATTACA |
スーパーオルタナティブ | |
時間:開場 17:30 / 開演 18:00
料金:前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500 (入場時に別途ドリンク代必要/学生は1,000円OFF) |
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出演:île/kisailla/sense of life/Kokoro No Me/Picture We Like/Sound Design Works |
【TEXT:倉田航仁郎】
バンド改名により、リンク先などを現バンド名のものに追記・変更致しました。(2020年7月16日:編集部)
【ライブ情報検索タグ】 Picture We Like ヒエログラフ
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