「一緒に頑張ろう」ファンとの繋がりを感じる優しさのこもった歌『小玉しのぶ/Hello』
小玉しのぶとは
大阪府出身のシンガーソングライター「小玉しのぶ」。14歳の頃からギターを手にして、同時にギターでの作曲をスタート。高校の軽音楽部でギターボーカルとしてロックの楽しさに目覚める。高校卒業後の2014年に自主レーベルOarfish Recordsを立ち上げ。TAGO STUDIO TAKASAKI MUSIC FESTIVAL 2016のオーディションにて最優秀賞受賞。
「一緒に頑張ろう」小玉しのぶとファンの繋がりを感じる優しさのこもった歌。
『Hello』 | |
1. Hello
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「Hello」はシングルとして発売された楽曲だ。軽やかなピアノと小玉しのぶの透き通った歌い声から始まる本楽曲はとにかく軽やかなメロディラインが特徴だ。
ギター音もベース音も軽やかで聴きやすい。この曲を聴いた日はハッピーな1日を過ごせる気がする。
サビに入ると軽やかなメロディに疾走感が加わる。勇気が出るようなリズムと歌詞が相まって聴いていても清々しい。
大きな転調もなく、歌声も聴きやすいのでどんな人の耳にもフィットしてくれて飽きがこない。
歌詞を見ると、とにかくファンへのメッセージになっているありのままの言葉が並べられている。
Aメロから聴いた人が応援してもらえる素敵な歌詞が綴られており、「あなたの一生の一部になりたい」というフレーズが小玉しのぶの優しさを物語っている。
この曲を一言で表すのであれば「繋がり」だろう。小玉しのぶとファンの繋がりを表すような歌詞表現が多く、心と心の繋がりを感じられる作品だ。
そう考えると、この楽曲はファンへの恩返しなのかもしれない。
「私も頑張るからあなたも頑張ってね。私がついているからね。」
そんな言葉が聞こえてきそう。
これから何かに挑戦する人、何かを続けてきたがくじけそうな人の心を励まし癒してくれるだろう。
小玉しのぶ本人はもちろんだが、ファンも一緒に大きくジャンプアップできる。ファンと一緒に歩んでいく、そんな情景も浮かんでくる。
世間に投げかけるメッセージ性と、歌声がそっと聴いた人を癒す。まだ小玉しのぶに出会っていない人も彼女の優しい世界に取り込まれてほしい。
2020年に入ってまだ彼女は新しい曲をリリースしていない。自ずと期待も高まってくる。
小玉しのぶがこれからも多くの人を癒し励ましていくだろう。今後、どんなメッセージを世間に投げかけていくのか、注目していきたい。
【TEXT:藤原卓志】
【Official Web Site】
【ライブ情報検索タグ】 小玉しのぶ
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